「京都地区ビデオコンテスト」は、京都のさまざまな地区の、さまざまな風景を、直感的に楽しく描写・表現することを目的にはじめられたプチシネマコンテストです。作成された映像作品は、純粋に映像として楽しめるのはもちろん、ある時代の京都風景を示す資料としても貴重なものとなることが予想されます。
5回目となる今回は企画の原点に還って、風景を凝視し、そこから浮かび上がる「もうひとつの京都像」を描くことを意図し、「京都遊歩者-見慣れたまちを見知らぬように-」というテーマを設定しています。これは、W.ベンヤミンが「都市の遊歩者」のなかで「見知らぬ町を見慣れた町のように見る。見慣れた町を見知らぬ町のように見る」と書き綴ったことにヒントを得たもので、このような都市に向けた視線の在り方の普遍性と、その可能性に期待したものです。
上映は、今年度からの活動拠点である「若杉荘」にて行います。京都の片隅で披露される小さな映像の断片に、「知ってたはすの知らない京都」が描き出され、それが京都の新たな可能性を手繰り寄せるヒントになることを願っております。
そんな可能性を秘めた作品を京都CDLでは大募集しております。是非御応募ください。また「上映会だけでも」という方も遠慮なく御参加いただけたらと思っております。描かれた「いまの京都」を通して、わくわくするような明日の京都の風景を一緒に見ることができたら、と祈っております。